数年ぶりに実家に帰省した。新幹線で移動しながら窓の外を眺めると、太陽電池がやたらと見える。ソーラーパネルとゆうんだっけ? ツイッターでは太陽光発電の悪口しか目につかないんだが、こんなに増えてるとは知らなかった。

 実家にたどり着いたら、ご近所さんも屋根に太陽光発電のパネルをのっけてた。8月は日照量が多いので、3万円くらいは発電して稼いでくれるらしい。でも8月以外は3万円は稼いでくれない。

 パネルを買って設置するには数十万はかかりそうだ。でも8月で3万円しか儲からないなら、10年かけても30万円しか儲からない。元がとれるのは20年後くらいになりそうだ。

 全然儲からないじゃん!

 どうも太陽光発電で儲かるのは、設置した個人ではなく業者と電力会社だけのようで、なんだか釈然としない。なのになんで田舎はパネルばかりなのか?

 農業やる人もいなくなった水田や畑が大量に余っていて、農家はついつい太陽光発電に手を出してしまうのだ。100万円くらいはポンと出せたりもするし、その金の使い道もなかったりするので。

 無意味な出費かもしれないが、耕す人がいなくなり雑草が生えるばかりの休耕田や畑を見るのは忍びないものがある。ついついソーラーパネルを設置したくなるのが、農家の心理なのかもしれない。

 パネルがズラリとならんだある畑には、立札かあった。「脱原発!」というスローガンと、共産党の志位和夫のポスターだ。ソーラーパネルではなく、ソーラーパヨクというわけか。

 つまらない冗談だが、退屈な冗談みたいな現実が私の目の前にあるわけで、どうにも困ったもんだよなあ。

 本当に太陽光発電で脱原発できて、パヨク様が本当にそうする気があるのなら、耕作者がいないから農地が余った農家が、太陽光発電で大儲けする仕組みをつくるのが先だ。儲かるのなら誰もが設置するし、どんどん増えるわけで。

 なのにそうしないのは、本気で脱原発する気が全くないのだろう。

 困った奴らだなあ……と暗然とした気分になってしまう。太陽光発電で儲けてるのは業者ばかりで、農家に還元されてる様子がないのだ。こんな状況を放置して脱原発もクソもない。

 秋冬は太陽光が少なくてあんまり発電できないようなら、太陽光よりも風力発電のほうがむいてるのかもしれないし。

 脱原発を本気で考える気もまいくせに、よく吠えるパヨク様は本当に無責任である。